(2015年1月8日 追記)
このたびは私どもの娘、響子のアメリカでの心臓移植の為の募金に多大なるご協力をいただき、誠にありがとうございました。募金開始当初は本当にこの目標額を達成できるのか、響子の体力が持つのか気が気でありませんでした。しかしながら、救う会のみなさまのご尽力でたくさんの方々からご協力を得ることができ、さまざまな逆境の中でもクリスマスの日に目標額を達成することができました。本郷谷市長をはじめとする松戸市役所のみなさま、街頭募金に一緒に参加いただいた方々、ゼッケンをつけてマラソンを走ってくださった方々、歌を歌っていただいた方々、絵を描いていただいた方々、記事を書いてくださった記者の方々、チャリティイベントやコンサートを企画・参加いただいた方、お店や会社に募金箱を設置いただいた方々、千羽鶴を折って頂いた方々、娘のために絵本などプレゼントを送っていただいた方々、いつでもわたしたちを励まし応援し続けて下った方々、、、、、本当にたくさんのサンタさんによって娘の将来に光を灯すことができました。心から感謝申し上げます。
目標達成直後から急ピッチで渡航準備を進めて参りました。年末年始のご多忙な時期にもかかわらず、お医者様方、看護師様方、渡航コーディネーターの方々、現地の医療チーム/ボランティアの方々も誠心誠意尽くしてくださり、万全の体制を整えてくださいました。
本当にありがとうございました。
現時点での響子本人の容態は安定しており、この状態のまま無事に渡航できればと願っております。まだスタートラインではありますが、ここに立たせていただいたことを深く感謝しております。手術を無事成功させ、リハビリを乗り越えて無事帰国するまで両親共々頑張って参ります。
みなさま、本当にありがとうございました。
2015年1月8日
三輪慎平・典子
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はじめに「きょうこちゃんを救う会」を結成し、私どもの娘を救うためにご賛同いただいた皆様へ心から感謝申し上げます。
きょうこは、これまで大きな病気をすることもなく元気に成長してまいりました。釣りとチアダンスと絵が大好きなきょうこですが、2013年、国保松戸市立病院にて心電図精密検査にて拡張型心筋症と診断され、その日のうちに抗心不全薬が投薬され、厳しい運動制限が始まりました。普通なら自転車に乗ったり公園で遊ぶはずが、自宅で静かに過ごす日々が続きました。2014年9月に入り新学期が始まったころ、きょうこは体調の不調を訴え、急きょ東京女子医大で診察を受けた結果、重症の心不全を起こしており入院となりました。血液循環の低下から腎機能低下による排泄力の低下、肺に水が溜まり呼吸力も低下したため人工呼吸器を付け、あわせて人工補助心臓を付ける手術を行いました。先生方の懸命の努力で無事手術も終わりましたが、その変わり果てた姿に胸が締め付けられる思いでした。
補助ポンプは血栓が溜まりやすく脳へのリスクがあり、また体外式のため感染症のリスクも高く一刻も早い心臓移植が必要となりました。主治医との相談の結果、きょうこの現状では国内での移植では間に合わないと判断し、海外渡航による心臓移植の決断をしました。
多くの先生方のご尽力をいただき、米国のコロンビア大学病院が受け入れてくださることになりました。しかし米国における心臓移植は非常に莫大な費用がかかり、健康保険などの公的サポートがないため、とても個人でまかなえる金額ではなく、皆様の善意にお願いするしかありません。勝手なお願いではございますが、きょうこの命を繋げる為に、皆様の温かいご支援、ご協力をお願い申し上げます。
2014年10月29日
三輪慎平・典子