いつもきょうこちゃんをご支援いただいて本当にありがとうございます。本日、東京女子医大にて主治医、渡航コーディネーター、三輪両親など関係者と一緒に、きょうこちゃん渡航スケジュールについて相談してきます。みなさまのご支援のおかげで前払い医療費(Deposit)である150万ドル(1ドル120円換算で1.8億円)まで残り1800万円になりました。現在、きょうこちゃんはベッドに横たわったまま、肺に溜まった水を取り除いたり、脳梗塞による麻痺のリハビリに励んでいます。重度の心不全のみならず、血栓/感染症のリスクも依然高いため、できる限り早めの渡航と手術を医師からは強く薦められています。現在、受入先であるコロンビア大学病院のベッド状況や受入体制も鑑みて、1月中旬の渡航を予定しております。目標額が集まる前に渡航せざるを得ない状況です。渡航日程が確定しましたらあらためて記者会見など正式に行います。募金活動自体は1月末まで継続して行います。
今年のクリスマスイブはきょうこちゃんとご両親は病室で過ごされます。たった4か月前まではまさかこうなるとは、きょうこちゃんやご両親も想像できなかったと思います。私自身、2か月前にきょうこちゃんを救う会を立ち上げるまでは拡張型心筋症という病気のこと、どの家庭でも起こりうること、多くの人が苦しんでいること、日本国内での臓器移植の現状などまったく知りませんでした。様々な人から様々な意見も頂きました。やさしい言葉だけではなく厳しい言葉も。すべてに耳を傾けながら、命や人生についていろいろ考える機会をいただきました。また、今回の活動を通じて多くの方々との新たな出会い、旧友との縁も多くつながりました。すべてはきょうこちゃんが与えてくれた贈り物だと思っています。きょうこちゃんには感謝の言葉しかありません。
みなさまにおかれましては、きょうこちゃんの手術成功と回復をお祈りいただきつつ、まずは近くにいるご家族、友人を大切にしてください。お子さんがいる人は抱きしめてあげてください。マザーテレサの言葉ではないですが、すべての人が近くにいる人を思いやって生きていけば、もっと世の中はよくなると思います。
来年はきょうこちゃんにとって、みなさまにとって素晴らしい一年になることを願っています。大事な人と素晴らしいクリスマスを過ごされますように。